[Saint/Valentine's Day]




  

「貴様が我の所有物であることは疑いのない事実ではあるが」
失礼な台詞を吐きながら、奴はぐるぐると躯に何かを巻きつけてくる。
「その権利、斯様な日くらいは貴様にも分けてやらんでもない」
素っ頓狂な台詞を紡ぎながら、奴は自分の躯にもそれを絡めていく。
双方を繋ぐのは、さらりとした感触の赤いリボン。
己と彼とをひとつに縛り纏め絡める媒介。
突然彼の重みが躯にかかり、腕ががくんと落ちた。
仰向けに倒された首筋に、柔らかな吐息がかかる。
「人類最古の英雄王だ――有難く受け取るがよい、雑種」
耳元に寄せられた唇から発される言葉を理解するのに、暫くの時間を要した。

  



出来上がってみたら何をもってしてバレンタイン絵と主張するのかもよくわかりませんよカテジナさん。
英雄王様は10年現界してるということできっと日本の行事にも精通してらっしゃることと妄想しつつ。
うちの士金はヘタレ奉仕系攻(えろ時暴走)と調子乱され我様受なのですが、
基本的に英雄王も割と調子に乗ります(笑)なのでたまに逆くさくもなります。
まーでもアレだこの後は予想外にねちこくやらしく責めてくる士郎さんに耐え切れず制止の声をあげかけるも
「だって今日は俺のものなんだろ?おまえ」と天然で言われて黙るほかなく士郎さんの度を過ぎた奉仕責めに
声を出さないようにするので精一杯で自分が調子こいてやらかした失態を超後悔ですがねヒャッホー☆(ええぇー


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